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住吉民具目録

はじめに

住吉民具目録が完成しました。あきらかになった資料件数は合計301件。民具の種類に分類すると、その種類は114種類にのぼります。そのうち43種類の民具については、1点以上確認することができました。


民具にみる住吉のむら
 301件の民具を分類すると次の大別ができました。 衣食住では128件、生産・生業では187件、交通・運輸・通信は45件、交易は61件、社会生活では2件、信仰では1件、民俗知識では3件、民俗芸能は4件、競技・娯楽・遊戯では4件、人の人生は1件、年中行事は13件、口頭伝承は0件でしたそこでは仕事に関する民具が多く、それは雪駄や下駄、さらに靴直しに必要となる原材料やカンナなどの道具であり、またそれは行商に必要となる天秤棒やチギ、さらに大八車などです。これら民具を注意深く観察すると幾つかのことがわかります。とりわけカンナはひとつとして同じ形のものがないのです。つまり、当時の住吉の人びとは、その時々の状況に応じて道具を改良し、下駄作りや靴直しが効果的におこなえるよう工夫していたことがわかるのです。
民具目録閲覧(PDF)
 
おわりに
 この民具分類の作成は、厳しい日常の生活を工夫することで乗り切ろうとした住吉の先人の知恵と努力を再確認する機会となりました。この先人たちの生活から生み出された知恵は、今日の私たちの日常生活にも役立つものであると考えます。 
民具目録に関する著作権は公益財団法人住吉隣保事業推進協議会に帰属します。
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