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住田利雄写真集目録

 財団法人住吉隣保館(公益財団法人住吉隣保授業推進協会の前身)の結成に尽力し、初代の館長となった住田利雄さん。財団法人のみならず大阪市内や府内、さらには全国における部落解放運動において、彼が残した功績は大きいものでした。この功績の裏には住田さんがもっていた記録へのこだわりがあげられます。その記録には住田さんの日常生活や戦争の記録を記した日記、当時の情景を描いたスケッチ、書き初めに加え、1952年から1986年に亡くなるまで、肌身はなさず手にしていたカメラによる記録があります。
 現在、公益財団法人住吉隣保事業推進協会(以下、公営財団と略)が所蔵する住田利雄さんの写真コレクションは大きく分けて@家族に関する写真、A住吉地区における人権の町づくりに関する写真、B部落解放や地区改善のための運動に関する写真に大別できます。それらは1952年10月19日から1973年5月28日までのネガを台紙に張りつけた631枚の台紙写真と、1973年5月19日から1985年1月7日まで現像された写真を収める50冊のアルバムに収められています。
台紙写真は、財団法人住吉隣保館の前職員であった川口隆男さんにより整理されたもので、1枚の台紙に平均44コマのネガが貼りつけけられており、約27,700枚の写真が631枚の台紙ネガに収められています。その内容はおもに住田利雄さんの家族写真と住吉地区での住田さんの取り組みに関する写真です。ただし、個人的な内容のためホームページ上での公開を抑制しています。
 50冊のアルバムには、1ページ平均6枚の写真が貼りつけられ、そこには約14,400枚の写真が収められています。内容はおもに部落差別の撤廃や地区改善を求める運動関連の写真です。そこには住吉隣保館や大阪市立住吉解放会館が主催した取り組み、支部大会や府連大会、青年集会、女性(当時は婦人)集会に加え、部落解放を求める全国の研究集会、狭山闘争などの活動記録があげられます。また、それら大会や集会のあいまを活用した名所散策、さらにはアラブ諸国、中国、朝鮮半島、国際連合など、世界各国で人権問題に取り組む専門家や当事者との国際交流会もふくまれています。
公益財団は、これら台紙写真とアルバムに収められている約42,000枚の写真を全てスキャナーに取り込み、デジタル・データとして記録し、A4判の大きさに印刷してファイリングしており、手に持って確認できるようになっています。
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故住田利雄さんの遺品に関する著作権は公益財団法人住吉隣保事業推進協会に帰属します。
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